琉球焼の窯元「中城窯」の作品。東アジアの焼物の要素が加味された力強く、素朴で華麗な琉球焼の伝統技術を正しく承継し、それに新しい要素との調和を考え、沖縄の陶土の個性を生かしつつ焼き上げるという特徴のある窯元です。
シーサーは古くから魔除け、守護のシンボルとして信仰され、屋根瓦の上や門柱、玄関、床の間などに飾られます。シーサーを魔物や災難を除くものとした風習は中国の「風水思想」によるものと考えられています。沖縄の習慣からは、口を閉じている方が雌、口を開いている方が雄とされています。
獅子の事を沖縄では「シーサー」と呼んでおり、鎮座した場所から遠くを見据え、災いや魔物を追い払い、そして幸せを引き寄せると古くから今日まで親しまれています。シーサー文化は、中近東の地域からシルクロードを経由し西域から中国に入り、そして琉球交易時代に沖縄に伝来してきたといわれ、遥かオリエントの国エジプトのスフィンクス像がその起源であるという説があります。
上焼とは、一度素焼きをした後に、釉薬によって下絵付けを施し、本焼きをすることによって完成するもののことを言います。
赤ベタは、本焼きしたものに赤ベタ(上絵付け)を胴体部分に施してから三度目の焼成を行ったものです。三度焼きによって生まれた、ひと手間かけた逸品です。
- 本体サイズ:約21×18×12.5㎝
- 本体重量:約1.0㎏
- 本体サイズ、重量は1体分の表示です。
- 手造り製品のため、色、形状、サイズ、重量が表示と若干異なる場合がございます。
- 生産元:中城窯(朝日陶器有限会社)